ベルトを交換するの巻 その4
シャフトにプーリーカラー、プーリー、シム、ベルト、プーリー、余ったシム、プーリーカラーの順序ではめ込みます。
これも、薄いシムを1枚多くかませてナットを手締めで仮止めします。
(う…写真ぼけてる)
24mmのメガネレンチとオルタネーターシャフトレンチを使いナットを徐々に締め込みます。
「徐々に」とは、メガネレンチをナットから一旦外してオルタネーターシャフトレンチを左右に大きく回しメガネレンチでナットを締めるを繰り返してナットを締め込んでいく様に。

一気に締め込むとベルトをプーリーがかんでしまいベルトにダメージを与えてしまったり、プーリーが変形してしまったりします。
クーリングファンベルトと同様に、ベルトの張り具合の調整を行います。
オルタネーターシャフトレンチを回してもベルトが滑りクランクプーリーが殆ど回らない場合は、プーリーに挟まれているシムを1枚減らします。
逆にベルトの張りが硬い場合はシムを1枚増やして張り具合を調整します。

ベルトを張りすぎるとオルタネーターベアリングの寿命を縮める原因となるので必ず張り具合の確認と調整を行いましょう。
エアコンのコンプレッサープーリーにベルトを掛けコンプレッサーを固定する4本のボルトを軽く締めます。
ベルトテンション調整ボルトを締め込みベルトの張り具合を調整します。
ベルトの下側中央()を押し下げてコンプレッサーマウントベースに触れる様であれば更に調整ボルトを締め込む必要があります。
ベルトの張り具合の調整が 終わったらコンプレッサーの固定ボルト4本を本締めします。
調整ボルトの頭を13mmのスパナで固定しロックナットをディープオフセットメガネレンチで締め付けます。
最後に始めに外したホースホルダを元通りにして終了。
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