デスビの巻 その2
さて、デスビキャップからイグニッションケーブルを外すのだが…。
当然、デスビキャップとローターを交換したらまたケーブルを取り付けなきゃならないわけですな。
順番というかどのケーブルがどこについていたのか覚えてる自信あります?
って訳で純正のケーブルだと左の写真のようにケーブルに書いてあります。わかりづらいですが、II-4と言う呪文があるのが見えます?
で、
ここのところに、貼ってある黄色いシール。
近寄ると、こんな図が書いてあります。
(ちょっとてかっていてわかりずらいかにゃ。)
ディストリビュータの図だと思ってください。
1-6-2-4-3-5 とも書かれていますなー。
ケーブルをディストリビューターのどの位置に付ければ良いかが書かれているのですよ。親切だねぇ。
純正のケーブルの記号の意味がここで判明です。
つまり右側のデストリビュータ(II)の4番の所だよ。って意味だすが。
純正のケーブルでないとこの呪文が書かれていない場合がありますやね。
そのときは仕方が無いので荷札やらタグやらテープやらで印を付けておきましょう。
(これとても大事のコトアルヨ)
準備が出来たらデスビキャップからイグニッションケーブルを外します。
固いです。そーとーチカラがいるかも。
写真を見るとなんか刺さってます。
これが、今回の特殊工具、"TOOTHPIC"です。
ポルシェ純正です。 (嘘) 単なるつまようじです。
ケーブルのゴムキャップ内にようじでちょっと隙間を作ると言うか、まぁゼリーやプリンをお皿に空けるときの要領というか…。まぁようじを使うと楽にケーブルがはずれるよと言うことです。
デスビキャップは(+)ネジで固定されているだけです。
ネジを外せばキャップがはずれます。
ローターはまっすぐ上に引き上げれば外せます。
がその前にちょっとチェックしなくては…。
何をチェックするかというと、デストリビューターベルトが切れているや否やをチェックするのです。
指でローターが回るか試してみましょう。
ロータの回転はエンジンの出力からもらってますし、2つのローターはツインデストリビューターってくらいでコックドベルトで連結されていますので、回っちゃまずいわけですよ。

あれ? 回るじゃん。!?
えぇぇぇぇ。 き、切れてるし、デスビベルト。
     ………(−−;)
(/。\); ベルトが切れていると左側(I側)のローターが回ってしまいます(;_;)。
このままじゃまずいなぁ…ベルト交換するまで暫定対策しておかないとなぁ。
……これ別の項目でやりますわ。今回はとりあえずキャップとローター交換って事で完結しておきましょう。
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