ファンベアリング交換の巻 その2
オルタネーターに接続している線を全て外すとユニットを完全に取り出す事が出来ます。
摘出されたクーリングファン&オルタネーターユニット

今回の目的はファンの中心にあるベアリングの交換です。
フィンの端を押すと僅かにガクガクとガタが感じられます。

エンジンが回っている時は、キン キン〜 とフィンとハウジングが接触する音がします。

それにしても ほんの僅かなガタなのに・・・ それほど精度が高く作られている事には改めて感心しました。
ファンをベアリングから抜き取りました。
次にオルタネーターシャフトからベアリングをプーリープラーで抜き取ります。
やっとたどり着きました。これを丸ごと交換です

写真はグリスシールを剥がし 内部のボールケージも抜き取り 直にボールが目視出来る状態にしたものです。

ボールにはかなりキズがありました。
ファンに新品を嵌め込んだ状態です。

新しい物は内部のベアリングがCリングで交換可能になっていますが、今までの物は外せないスプリングクリップで嵌め殺し状態になっていました。
ファンハウジングがあまりにもみすぼらしかったので例によって塗装しました(笑)

柔らかい真鍮ブラシで磨いた後 脱脂をして黒の艶消し塗料をハケ塗りしました。

充分に乾燥したら 後は、元通りに組み立てて完了!
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