フロント足回りリフレッシュの巻
不整地の走行中にフロントから異音がする様になったのでフロント足回りのアーム類を一新する事にします。(残念ながらポルシェではありません ゴメンナサイ)
今回のスペシャルツールがこれ!
タイロッド エンド プラー または ボール
ジョイント プラー とも言われています。

此奴は外車用に作られた物でツメの開口幅は30mmと超ワイド!!
しかも支点の高さ調節が出来るのもお気に入りの理由です。
こんなハンマーでガンガンやる奴も持っています。これだとボールジョイント部のゴムブーツを破いてしまう可能性もあるので交換するのが決まっている場合にしか使いません。
使い方は、ラチェットレンチを回して食い込んだボールジョイントのテーパー部を外すだけ
ですが・・・ 結構な力で嵌まっています。

実は、この写真はもう一本あるコントールアームが既に外されています。
作業手順的には、こちらが先です。(説明の関係で逆になちゃった)

アームのブッシュがシャーシに固定されている方を緩めてからボールジョイント側を外します。

堅く締め付けられていますがブレーカーバーを使えば簡単に緩められます。

ブレーカーバーのハンドルの後ろにコントロールアームが写っていますね。
ラジアスアームというやつです。Aアームに例えると前側になります。
上が新品 下が今 外した物(見れば判るけど一応 念の為) 

996やボクスターのシリーズコントロールアームに相当します。
違いは996やボクスターの様にトラックコントロールアームにエキセントリックワッシャーで接続されていないのでキャスター調整機能はありません。
ブッシュ部分のアップ

ゴムが広範囲に渉り裂けている様子が良く分かります。
やはり足回りのゴム関連は経年で痛むので定期的な交換が必要ですね。
先程のラジアスアームはアルミ製でしたが何故かこちらのコントールアームは鉄製
Aアームの後ろ側になります。
996やボクスターではメインとなるトラックコントロールアームに相当します。

ラジアスアームと同じ様なゴムブッシュが使われており、これも交換です。

写真にはありませんが、最後にアライメント調整をして作業は完了。
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